巨大ブリの捌き方
今日もはじまりました。
メガネ割烹メタル寿司「板長の佐藤です」
今日おろしていくお魚さんは「脂ののった巨大なブリ」
こいつを握りにしてあの偉大なベーシストに捧げていきたいとおもいます。
①ブリの内臓を取り除きます。(1:30~)
まず初めに内臓を取りましょう。
エラから腹に切り込みを入れていき、そのまま肛門付近まで切れ目をいれます。
切開した部分を上に向け、エラと内臓を取り除きましょう。
②腹中の掃除 (2:35~)
次にお腹の中をキレイに掃除していきましょう。
血合い骨に包丁で切り傷をつけていき、
水を流しながら血合い骨の中の血を取り除いていきましょう。
POINT この時に使わなくなった歯ブラシなどでゴシゴシやると良いでしょう!
③カマを切り分けていきます (3:35~)
片面交互に腹びれから胸びれ頭頂部にかけて包丁を入れていき、
頭と胴体を切り分けていきます。
POINT カマは塩をまぶしてこんがり焼いてたらサイコーな酒のつまみになります
④三枚おろし(4:42~)
ようやくブリを三枚におろしていきます。
身と骨を剥がすイメージで、腹から背骨に沿って包丁を入れていきます。
腹面が終われば、尾から頭の方向に向かって背ビレに沿って包丁を入れていきます。
背骨と身がくっついた状態になっているので、最後にくっついた背骨を剥がすイメージで包丁を入れて切っていきます。
片面が終わればもう片面と丁寧に卸していきましょう。
⑤腹骨を切り取ります (5:00~)
腹骨を取り除いていきます。
内臓を護るために人間でいうあばら骨のような骨があるので、
取り除いていきます。
この骨下の部分の身が脂がのって美味しいため、
薄く骨部分のみを切り取りましょう。
まず包丁の切っ先で骨のある部分をなぞり、骨先を浮かせます。
次に骨のカーブに沿って切り離していきます。
⑥中骨の除去 (5:16~)
お魚の半身には血合い部分に中骨があります。
この中骨を取り除くようにして切り分けます。
⑦皮引き (6:00~)
尾の皮を包丁とは逆手で持ち、刃を寝かせて皮を引いていきます。
包丁を動かすよりも皮を引っ張るイメージで引きましょう。
⑧切り付け (6:25~)
最後にネタの切り付け方です。
今回はお寿司にするので寿司ネタ用に切り付けていきます。
斜めに包丁を入れて8分目くらいで包丁を立てます。
そうすることによってネタが立体的になります。
ネタの切り付け方と握り方は別の動画と文章で説明します。