マハタの捌き方
今日もはじまりました。
メガネ割烹メタル寿司「板長の佐藤です」
今日おろしていくお魚さんは「ぬるぬるのマハタ」
マハタの皮は非常にぬるぬるするので捌き辛いのですが、
キッチンペーパー等を使ってキレイに捌いていきましょう。
こいつを握りにして食べれば、
あの伝説のギターリストのスイープピッキングが口内ではじけ飛ぶはずだ!
それでは早速捌いていきましょう。
①鱗とり (1:08~)
まずはうろこを取っていきましょう。非常にぬめりが強い魚なので、
事前にたわしでぬめりを取ることをお勧めします。
うろこ取りを使い、水を流しながらうろこを取っていきましょう。
POINT 水を流すことでうろこの飛び散りが減少します。
うろこ取りがない場合は、包丁や大きめのスプーンを使うとよいでしょう。
②内臓の除去 (2:38~)
お腹を切り中から内臓を取り出していきます。
③頭落とし (2:47~)
片面を交互に腹びれから胸びれ、頭頂部にかけて包丁を入れていき、あたまを落としましょう。
ハタの頭は非常に美味しいお出汁が出ますので、下処理を行い鍋にするのも良いと思います。
④血合いの除去(3:08~)
背骨の下に血合いが溜まっているのでまず包丁で2~3本引っかき傷をつくってやり、
竹串のように先端がとがっている物で血をほじくるように取り除いていきましょう。
POINT 竹串を3本輪ゴムで縛ったものを使うと良いでしょう。(自称:佐藤棒)
⑤三枚おろし(3:48~)
他の魚と同じで身と骨を剥がすイメージでおろしていきます。
背びれに沿って包丁を入れ、まずは溝を作り骨に沿って身を切り離していきます。
この際包丁と骨があたる「カタカタカタ」というなんとも心地の良いサウンドが奏でられればOKでしょう!(?)
⑥腹骨の除去(5:28~)
人間でいうところのあばら骨(?)にあたる腹骨を切り除いていきましょう。
包丁の先で腹骨の先端を浮かしていき骨に沿って身を切りすぎないように薄く
切っていきましょう。
⑦中骨の除去と皮引き (6:20~)
三枚おろしが終わると身が2枚に分かれます。半身の腹側/背側の真ん中に中骨があるので切り分けるか骨抜きを使い、取り除きましょう。
最後に皮を引いて柵の完成です!
3㎝の厚さに切り付けシャリと握り合わせたらマハタ寿司の完成!
食レポ (7:25~)
「すげぇ!身がブリブリで歯ごたえが半端ないぜ!
まるで噛んだ瞬間、イングヴェイの超絶テクであごが上下に弾かれるような
感覚だぜ!そう、まさにこれは!マハタの口内スイープピッキングだぜー!」