のどぐろの捌き方~ゲイリームーアを添えて~
今日もはじまりました。
メガネ割烹メタル寿司「板長の佐藤です」
今日おろしていくお魚さんは「高級魚ノドグロ」
島根や石川が産地として有名な高級魚のどぐろをお寿司にして食べたいと思います。
上の動画を確認しながらSTOP&GOでレシピと照らし合わせて捌いていってください。
あなたもノドグロ寿司を食べるとお口の中が高級な脂で満たされて、
今にも気を失いかけることでしょう。
そう!あの舞台上で黄金のレスポールを奏でる伝説のギタリストに魅了された
ように、そっと目を閉じて気絶してしまうかもしれません。
それではいってみよう!レッツメタル!レッツクッキング!
①うろことり(1:30~)
まずはうろこを取っていきましょう。
うろこ取りを使い、水を流しながらうろこを取っていきましょう。
今回のお寿司は皮目を軽く炙るのでしっかりとうろこを取っていきましょう。
②頭と内臓の除去(2:38~)
片面を交互に腹びれから胸びれ、頭頂部にかけて包丁を入れていき、あたまを落としましょう。小さなお魚の場合、そのまま内臓も処理を行いましょう。
③血合い取り(2:48~)
背骨の下に血合いが溜まっているのでまず包丁で2~3本かるく引っかき傷をつくってやり、
竹串のように先端がとがっている物で血をほじくるように取り除いていきましょう。
大型のお魚さんを捌くときの血合い取りはカンニバルコープスのグロさに近いぜ!
④三枚おろし(3:41~)
他の魚と同じで身と骨を剥がすイメージでおろしていきます。
背びれに沿って包丁を入れ、まずは溝を作り骨に沿って身を切り離していきます。
ノドグロの場合高級すぎてアラも焼いて残さず食べてしまう。。貧乏症なんです。
⑤腹骨の除去(4:31~)
包丁の先で腹骨の先端を浮かしていき骨に沿って身を切りすぎないように薄く
切っていきましょう。
⑥中骨の除去/切り付け(4:43~)
三枚おろしが終わると身が2枚に分かれます。半身の腹側/背側の真ん中に中骨があるので切り分けるか骨抜きを使い、取り除きましょう。
3㎝の厚さに切り付けましょう。寿司ネタの場合は斜めに包丁を入れて、最後包丁を立てて
切ることによりネタが立体的に仕上がります。
⑦皮目を炙る(4:59~)
皮目をバーナーで焦げ目がつく程度炙っていきます。
炙り終えたら氷水、柵の場合は冷凍庫で冷やしましょう。
握りにしたら、完成です!
「すげぇ!高級な脂がくちいっぱいに広がり、自然と涙が出てくるぜ!
まるで暗闇のステージで光輝く黄金のレスポールを奏でるあのギタリストのようだぜ!
泣きのギターソロが涙腺を壊しにかかってくるぜ!
そう!まさにこれは、深海のゲーリームーアだぜー!!」
SEE YOU NEXT METAL!!!!! バイバイ✋